青葉消防署(宇多範泰署長)は荏田町で発生した火災に迅速な通報と適切な初期消火をしたとして7月4日、敷地内にあるフィットケア・デポ荏田246店の従業員2人に感謝状を贈呈した。
火災は4月20日、たばこの吸い殻が原因となり発生し、出勤した澤本静香さん(44)が早期発見、119番通報した。状況を知った御調(おしらべ)由佳さん(57)が店舗内に設置されている消火器を使い、適切な初期消火で被害を最小限に抑えた。
年2回、訓練を行っている同店だが、消火器の使用は初めてだったという。御調さんは「やり方は知っていたので落ち着いてできた」と振り返り、澤本さんは「初めての経験で嬉しい」と喜んだ。
昨年、横浜市内で発生した火災は733件(前年比94件増)、出火原因はたばこが1位となっている。宇多署長は「この火災1件1件が区民の命を奪うことに。適切な初期消火と通報に感謝している」と述べた。
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