横浜高速鉄道(株)=本社・横浜市中区=は現在、昨年2月に落下したこどもの国線「こどもの国駅」ホームの屋根復旧工事を進めている。同社によると完成は3月末の予定。
落下した屋根は建築基準法の定める積雪30cmでも安全な構造で建設されていたが、大雪の影響で約40mが崩落した。鉄道事故の調査などを行う鉄道総合技術研究所の検証結果によると、雨に濡れた雪が重くなり、同法が定める以上の比重が屋根にかかったためとしている。
新設される屋根は大雪を想定し、屋根を支える柱などを強化。これまでの2倍の強度を確保して設計した。全長約46m、奥行き約8mで、ホームからの高さが約4mとなる。今後のスケジュールについて、同社施設課の担当者は「電気工事や仮囲いの解体、ホームの改修工事を行い、3月末の完成を目指す」と語った。
同駅のある奈良町連合自治会の関根宏一会長は「崩落した屋根より頑丈に設計されていると聞いたので安心した」と喜びを話す。
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