青葉区の主婦らが地域の絆づくりなどを目的に結成した「聞かせてください！あなたのふる里の会」が3月15日、ビオラ市ヶ尾で勉強会を開いた。
この勉強会は、同会の参加者がそれぞれの故郷や青葉区との関わり、自身の得意分野などを披露し、自分たちと地域とのつながりについて再認識しようという試み。月１回ずつ開催し、今回で38回を数える。
この日、講師として登壇したのは歴史探偵・高丸さんとして地域紙に連載などを持つ宮澤高広さん。「みんな知らない神奈川の魅力！鎌倉戦国歴史ロマン編」と題し、戦国時代の青葉区や地元にゆかりのある戦国武将について解説した。
宮澤さんは鎌倉街道を自ら歩いて調査するなど、独自の視線で歴史を探究している。宮澤さんが、区内新石川町にある驚神社の名前の由来や、青葉区にゆかりのある武将・稲毛三郎重成の波乱にとんだ生涯について熱く語ると、参加者は食い入るように耳を傾けた。
同会の坂口益子会長は「地域の歴史を知り、まだ自分たちが知らない青葉区の魅力を再発見できればと思う。地元のことを地元の人が語るというところにもまた意味を感じている」と話した。
次回は４月15日（水）午後１時から開催（受付は15分前）。神奈川シリーズの第２弾として、市ヶ尾在住の飯塚勇さんが「二宮尊徳の生き様と神奈川の水源」について語る。会費３００円（資料・菓子代）。申込みは三澤さん（【電話】０４５・９８１・２６９７）。
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