神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2015年6月4日 エリアトップへ

協働支援区補助金 たちばな台町内会に交付 空き店舗活用事業を評価

社会

公開:2015年6月4日

  • LINE
  • hatena
たちばな台町内会の関係者ら
たちばな台町内会の関係者ら

 空き店舗を活用して住民同士の交流を図る、たちばな台町内会(高松正会長)の取り組み「たちばな台まちなかクラブ」が、青葉区の「青葉協働によるみらいおこし支援制度」に採用された。6月6日に開館する交流拠点「まちなかクラブ」の改修費、45万円が交付される。

 同制度は、住民主体で地域の課題解決に取り組む事業に対し、区が支援チームの派遣や外部専門家の派遣、補助金交付(最大500万円)の3項目で支援する。青葉区の自主企画事業として昨年度から始まり、今年度は3件の応募があった。自治会町内会の事業が採用されたのは、今回初。区政推進課は「多世代の交流や実現性の高い計画が評価された」としている。

 たちばな台地区は戸建て住宅に住み地域との関わりが薄い会社員世帯が多く、高齢化による住民の孤立が課題になっていた。同町内会のほぼ中心に位置する空き店舗を改修し、「まちなかクラブ」として多世代が気軽に会話できるスペースにするほか、クラブ活動も行う。ゴルフ部や畑仕事部などを創設し「高齢者が外に出るきっかけにしたい」と高松会長は話す。また、それらの活動を紹介するウェブサイトを開設した。

 応募のきっかけは、約1年前に前会長の稲場稔さん(70)が「住民の交流の場として、昔の井戸端のように気軽に会話ができる場所があるといいのでは」と提案したこと。老人会の行事などで集合場所として使われていた空き店舗の大家、長野一之さん(73)が賛同し、実現に向けて動き出した。約20平方メートルのスペースには、椅子やテーブルが置かれている。管理の負担を軽くし持続的な活動にするため、水道やガスは引かず、ごみは持ち帰りを徹底する。「昼間は施錠をせず、町内の人なら誰でも自由に利用してもらえるようにする」と高松会長。区政推進課は「たちばな台での取り組みが成功し、制度への応募が増えれば」と期待を寄せている。

青葉区版のトップニュース最新6

公立小で環境出前授業

桐蔭学園

公立小で環境出前授業

区と協定、区内全校で

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

防げ、小学生の交通事故

防げ、小学生の交通事故

青葉署「左右確認の徹底を」

4月25日

区制30周年祝い、運動会

少年野球連盟

区制30周年祝い、運動会

大会の開会式と合わせ企画

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映 みなとみらい文化映画横浜青葉区

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月30日~5月6日

青葉区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊻専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『白内障の手術は両眼を1日でできますか?』

    4月25日

  • 幸福と訳すな!ウェルビーイング

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉜

    幸福と訳すな!ウェルビーイング

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    4月25日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.10 専門店の「ニセモノ」にご注意を!

    4月25日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook