地域での居場所づくりや認知症予防、多世代交流を目的とした「しらとりカフェ」が月に一度、「ボンディーズカフェ」=しらとり台=で開かれている。
さつきが丘地域ケアプラザと、同店の協働事業として昨年6月に始まった取り組み。ケアプラザから所管エリアであるしらとり台までは、距離の遠さや坂道などアクセス面で課題があったことから、同店が地域貢献として場所を提供。開店前の1時間を使い、お茶やおしゃべりを楽しむ場として定着している=写真。参加者は60代から80代が中心で、10人ほどが集う。毎回参加している70代の女性は「おしゃべりして、朝に楽しい時間を過ごしている」と笑顔。ケアプラザの職員は「情報交換の場としてぜひ参加してほしい」と話す。
同店は一軒家カフェとして2014年にオープン。自宅のような落ち着いた空間づくりを心がけているといい、参加者からも「居心地がいい」との声が寄せられる。参加者の要望に応えて「コーヒーの入れ方講座」を催すなど、工夫を重ねているという。オーナーの戸成朋子さんは「皆さんの楽しそうな笑い声でこちらも元気をもらっている。明るい一日をスタートしてもらえたら」と話している。
しらとりカフェは毎月第4火曜日(午前9時30分〜10時30分)で、次回は7月25日に開催。参加費300円。(問)同ケアプラザ【電話】045・972・4769
青葉区版のローカルニュース最新6件
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|
|
<PR>