横浜市18区の代表チームが参加する横浜市中学校夏季野球大会が8月に行われ、各中学校からの選抜選手で構成した青葉区チームが昨年に引き続いて優勝、連覇を果たした。同チームは9月17日から行われる第9回全日本少年春季軟式野球大会県予選に、市代表として出場する。
同大会は各区予選を勝ち抜いた18チームが出場。青葉区では、各校の代表選手としての経験を各チームの練習に反映させてもらうことを目的に、昨年度から選抜チームを組んでいる。青葉台中、あざみ野中、市ケ尾中、鴨志田中、すすき野中、桐蔭学園中、奈良中、みたけ台中、もえぎ野中、山内中の10校から、各校野球部顧問が推薦した生徒18人が結集した。選抜チームの宮口優涼監督(青葉台中)は「青葉区のチームとして一体となり一生懸命やることを生徒たちに伝えたかった」と語る。
チームは8月上旬から練習を開始。試合までの期間は約2週間だったが、練習方法について意見交換をするなどメンバー間で交流しながら練習を重ねた。主将の福島海斗君(青葉台中2年)は「同じポジション同士で話すようになり、段々とチームの仲も深まった」と話す。
前回優勝チームとして挑んだ本大会。連覇はもちろん「選抜のみんなで協力して困難を乗り越えること」を目標にしていた。特にその思いが実現したのが二回戦。9回裏、相手の万騎が原中(旭区)に1点差をつけられたまま、2アウトのピンチ。しかしゴロや相手のエラーで進塁を重ね、満塁のチャンスに平山直君(山内中)が逆転のヒット。チームみんなでつかんだ勝利だけに喜びも大きかった。決勝戦では浜中学(磯子区)に5対0と快勝し、連覇を果たした。
県大会には、各地区大会を勝ち上がった16チームが出場する。青葉区選抜は昨年ベスト4。今年の目標は優勝だ。福島君は「チームの気持ちをそろえて1つずつ戦いたい」と意気込む。
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