7月19日に亡くなった少年サッカーチーム「あざみ野FC」の創設者、村上源也会長(享年80)のお別れの会が7月25日、たまプラーザの公益社会館で営まれた。当日は約500人が献花に訪れ、「あざみ野FCの父」を偲ぶ姿が見られた。
「少年の、少年による、少年のためのサッカー」を合言葉に村上さんが1980年に設立したあざみ野FC。Jリーグ傘下のクラブチームではない地元チームとして全国大会に出場するなど、県内でも有数の強豪に育て上げ、現在は約160人の子どもたちが在籍している。
会にはそんな村上さんを見送りに多数が参列。村上さんが愛したベニー・グッドマンの「レッツ・ダンス」が流れ、同チーム理事の江田憲司衆議院議員からお別れの言葉が送られた。江田議員は「野太い声が今でも聞こえるよう」と無念そうに語りながら、「チームをここまで強豪に育てたのは源也さんのおかげ。その功績は天国で称賛の声を持って迎えられているに違いない」と称え、感謝の言葉をささげていた。
林和泉理事長は「クラブ創立以来39年の間に、源也さんの周りを沢山の人が行き交い、輪がどんどん広がっていきました」と振り返り、「源也さんが掲げたクラブの理念、『親子で一緒に楽しむクラブ』は世の中がどんなに変わろうとも不変です」と話した。同チームの子どもたちは「あざみ野FCは僕たちの原点。村上さんありがとうございました」と感謝の言葉を送った。
青葉区版のローカルニュース最新6件
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|
|
<PR>