今年５月に天皇陛下が即位し、11月10日の祝賀パレード「祝賀御列の儀」ではにこやかな笑顔を見せられた天皇皇后両陛下。年号が「令和」となった「今年１番の関心事」として、青葉台で早川美容室を営む早川光雄さんが、絵画作品「令和幕開２０１９・５」で両陛下と上皇ご夫妻を描いた＝写真。作品は11月17日（日）から24日（日）まで、東京都美術館で行われる「新芸術展」に展示される予定だ。
「上皇様であっても親が子を思う気持ちは我々と変わらないと思う。愛があり、思いやる気持ちがあり、心配があり、期待があると、絵で表現したかった」という早川さん。美容室の営業終了後の時間を利用して夏ごろから描き始め、約２カ月で完成させた。
これまで「広島心の叫び、オバマ２０１６」や「『森友』クエスチョン・２０１８」など社会問題や時代を反映した作品に精力的に取り組んできた早川さん。「年に１回、その年１番の関心事を描いている」と話す。
会場は同美術館２階第２展示室。一般５百円。午前９時30分から午後５時30分までで、入場５時まで（初日は１時開場、最終日は入場２時30分まで）。18日は休館。詳細は早川美容室【電話】０４５・９８３・２５４０
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