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青葉区版 公開:2020年4月9日 エリアトップへ

子育てタクシー協会 ドライバーを養成中 需要安定 認定2千人

社会

公開:2020年4月9日

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妊婦役を案内するドライバー役
妊婦役を案内するドライバー役

 全国子育てタクシー協会が主催する「子育てタクシードライバー養成講座」が3月25日、(一社)神奈川県タクシー協会=中区=であった。

 子育てタクシーとは、同協会の養成講座を修了したドライバーが乗務する子どもや妊婦に優しいタクシー。乳幼児を連れた外出サポートや、陣痛時のスムーズな送迎などを提供する。現在、全国約180社が加盟し、認定ドライバーは約2千人。県内の利用登録者数は約1万6千人となっている。

妊婦の負担など実感

 当日は、青葉区荏田西に青葉営業所を持つ神奈川都市交通(株)=西区=のほか、東宝タクシー(株)=鶴見区=、湘南交通(株)=港南区=、逗子菊池タクシー(株)=逗子市=、日の丸交通(株)=東京都=から20人ほどが参加。子育て支援のNPO法人や、看護師などが講師を務め、子育て支援の課題や、視野が体験できるメガネを使って、子どもの特徴を学んだ。午後にあった体験講座では、三人一組で、妊婦役、子ども役、ドライバー役に分かれ、案内の訓練を実施。妊婦の状態が体験できるジャケットを着用するなど、なりきりながら、子育て中の負担を実感した。

 妊婦ジャケットを着用したドライバーは、「タクシーに乗り込む際に、中腰になるのがきつい」「こんなに重いとは思わなかった。手伝ってくれる人がいないと大変」と驚いた様子だった。

 同協会の大野慶太会長は、「タクシーの家庭利用は景気に左右されづらく、子育て世帯の負担感、孤独感をサポートするという社会的意義もある」と話した。

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