青葉警察署は2月22日、オレオレ詐欺を防いだとしてあざみ野駅内郵便局に感謝状を贈った。
同署によると2月1日、区内在住の80歳女性の自宅に息子を名乗る男性から電話があり、風邪で声がおかしくなったことと、携帯電話の番号が変わったことを伝えられ、息子と信じてしまったという。翌日、再び男性から電話があり、会社でトラブルに遭って今すぐお金が必要と言われ、郵便局に200万円引き出しに行ったところ、不振に思った局員が局長に相談。警察に通報し、阻止に至った。
同局では日頃から高額な引き出し時には上司に報告することを局員に周知していたため、今回も詐欺を未然に防ぐことができた。同局の清水伸弥局長は「窓口は詐欺を未然に防ぐ最後の防衛線。不自然な様子があれば一度ヒアリングし、今後も詐欺を防いでいきたい」と話した。
昨年、同署管内ではオレオレ詐欺が7件(速報値)発生。一方、近い手口で青葉区が多いのは還付金詐欺だ。区役所を名乗り、今日中に手続きをすれば医療費などの還付金が戻ってくると無人のATMで入金させるもので18件発生している。
同署の生活安全課課長は「迷惑電話対策機器などを導入し、少しでも不振に思ったら青葉署に電話してほしい」と注意を呼び掛けている。
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