奈良中学校（山根淳校長）で10月26日、携帯電話のメールなどでトラブルに遭わないための「携帯教室」が開かれた。
青葉警察署と青葉少年補導員連絡会が協力したもの。当日は同会の吉村郁生さんが講師を務め、１年生にビデオで事例紹介などを行った＝写真。
ビデオでは、スマートフォンで友達とチャットを楽しむ中で、ちょっとした言葉の間違いが誤解を生み、仲間外れにされた事例などを紹介。吉村さんは「チャットでは顔の表情や態度が伝わらない。送信する前にメッセージを受け取る相手がどう思うか、もう一度確認してから送ろう」と呼びかけた。生徒からは「自分では思っていない風に伝わることもあるので気をつけたい」といった感想が聞かれた。同校の日比野敏也教諭は「警察関係の方に語ってもらい、生徒も熱心に聞いていた。トラブルに遭わぬよう、学んだことを生かしてほしい」と語った。
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