日本体育大学(横浜・健志台キャンパス/青葉区鴨志田町)が1月2日、3日の第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に71年連続71回目の出場を果たす。前回大会直後に決めた目標は「三大駅伝3位以内」。チーム一丸となって目標達成を狙う。
日体大は過去10回の総合優勝の経験があり、前々回は総合7位、前回は総合4位で、3年連続でシード枠から出場する。
昨年9月に渡邉正昭駅伝監督が解任されて以来、学生主体でのチーム体制となった日体大。後任となる小林史明監督は元々跳躍が専門ということもあり、練習メニューや方針などは学生がミーティングを通して決めてきたという。小林監督は「自分はあくまで裏方。チームのまとまりやモチベーションの保ち方などを伝えてきた」と話す。林田元輝主将(4年)は「元々の練習にプラスする形で改善してきた」と語り、誰がどの区間を走るのかという選考も学生たちが決め、最終的な判断のみ監督などが担うという。
一方で10月の出雲駅伝は9位、11月の全日本大学駅伝は12位と結果が出せず悩んだこともあった。それでも学生たちの強い希望で目標を変えることなく練習を重ね、小林監督は「12月の合宿で思っていた以上の出来となり、強い自信に繋がった」と手応えを語る。
チームのまとまりに強み
今年のチームについて小林監督は「選手それぞれが自分で考えることができる」と評し、林田主将は「ミーティングを重ねており、チームにまとまりがある」と説明する。
当日の試合展開について林田主将は「山が一つのポイント。5区までに1ケタに入れば、あとは日体大の粘り強さで3位を目指せる」と話す。また、出雲・全日本で1区を走った池田耀平選手(2年)の走りが日体大の波を左右するという。池田選手は「手応えはあり、チームの役割を果たしたい」と意気込みを語り、林田主将は「学生主体でやってきたので、16人だけではなく部員全員で戦って結果を出したい」と話す。
選手の練習と生活の場、青葉区。小林監督は「総合優勝をした際にはパレードで喜んでくれた。皆さんには大変感謝している。応援してもらえれば」と語っていた。
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