20日(火)に30回目の開催となる「あかちゃんとのふれあいあそび」の講師 橋本 照子さん 霧が丘在住
子育てママの強い味方
○…「もう30回なんだと感じています」。元保育士という経験を生かし、緑区地域子育て支援拠点いっぽで月1回、乳幼児を対象に手遊びを行う講師を務める。「乳幼児は言語理解が完全ではないと思いますが、耳から入ってくるやさしい歌は感じとってくれているのでは」と話し、特にわらべ歌遊びに重点を置く。ふれあいあそびが「ママたちの子育ての悩み解決や、家庭の外でホッとできる居場所になっていれば嬉しい」
○…「父親が私たち5人の姉妹にわらべ歌をよく歌ってくれたんです」と幼児期の記憶を思い返す。そんな優しかった父親の勧めで高校卒業後は保育士の養成学校へ進んだ。入学後は、成育・言語などに関する学ぶこと全てが「へぇ、なるほど」と感じられ、勉強にのめり込んで行った。実習でも「自分の目で見て感じ取りたい」との思いから進んで参加した頑張り屋さん。その後は地元熊本から上京し30年以上保育士としての経験を積んだ。
○…区内で約200人いる横浜子育てサポートシステムの提供会員でもある。周辺地域の子どもを8年ほど前から自宅で預かっており、子育てママの強い味方だ。預かる子どもの中には自身のことを「はっしー」と呼んでくれる児童もおり1歳の時から成長を見守ってきた。「先日も自転車の補助輪を外す練習を一緒にしたばかり」。子育て支援を通して地域貢献を図る。
○…今回の30回をステップアップとして50回目を目指す考えだ。保育士として、また地域での預かりなどで長年に渡り子どもと接してきたが「今でも新しい気付きや発見があって楽しい」。日々母子の成長を身近で感じられることがやりがいとなっている。講師や自宅での預かりができているのは理解し支えてくれている家族がいるからこそ。子どもと接することのできる仕事を勧めてくれた父親への感謝の気持ちを忘れず、今後も子育てママたちのサポートを続けていく。
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