横浜緑ロータリークラブの会長に就任した 若山 誉さん 鶴見区在住 51歳
50周年見据えまい進
○…「目標は50周年で会員50人。あと5年弱で現在の33人からどれだけ増やしていけるか、その足掛かりになる重要な年と位置付けたい」と語る。ロータリークラブの一員となって12年目。会長という大役を任された。現在51歳。会の中ではまだまだ若いと言われる年代だが、「諸先輩方が築いてきた奉仕のバトンを、未来へしっかりと繋いでいきたい」と意気込む。そのためにも、会員増強は喫緊の課題として取り組む方針だ。
○…1963年、愛知県生まれ。会社員時代には外資系金融企業のトレーダーとして11年間勤務。24時間止まることなく動き続ける世界経済のただ中に身を置いてきた。2000年、社会保険労務士として独立。ゼロから顧客開拓に取り組み、現在では鶴見区に事務所を構えるまでになった。「とにかく対話の職業。経営者の本音が聞けるのもやりがいのひとつ」と語る。労務関係や保険、年金、コンサルと多岐に渡る相談にひとつ一つ向き合い、顧客の信頼を得てきた。
○…商工会議所の勧めでロータリークラブに興味を持った。最初のうちは右も左も分からなかったが、地域の経営者らが、様々なイベント参加などを通じ、地元のための奉仕活動を展開する姿に、改めて「地域の結びつきの大切さ」を感じた。「自分たちが仕事できるのも地域があるからこそ。恩返しのつもりで取り組んでいきたい」
○…会員増強の前段としてクラブへの理解を広めていく必要性を感じている。そこで活用しようと考えているのが「ロータリーデー」。楽しいイベントを通じ、一人でも多くの人にロータリーの存在や活動を知ってもらおうという試みだ。「区民まつりをはじめ、様々なイベントでクラブをPRしていきたい。会長の任期は1年だが、早めの仕掛けが肝心だと感じている」。幅広い層への魅力発信を軸に、活動の輪を広げるべくまい進する。
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