長津田地区センターの館長を務める 豊田 和美さん 長津田在住 59歳
笑顔が広がる施設に
○…「私でいいのかなというのが、率直な思いでした」。昨年末に館長への打診があった時を振り返る。「びっくりしたんですが、今は精一杯頑張ろうという思いです」。12年間、副館長という立場でスタッフとして地区センターに携わってきたが、「これからも変わらずに、利用者と職員、緑区などとのパイプ役として皆様のサポートができれば」と意気込みを語る。
○…九州・大分から結婚を機に長津田へ。当時は周りに知り合いがいなかったこともあり、友達などを作りたいと、施設を利用したのが地区センターとの初めての関わり。子育てサークルの会員となり、代表を務めたことも。「私自身も利用させて頂き、たくさんの方々と出会うことができました。だからこそ、今は、多くの方に施設を利用して頂きたいと思っています」。保育付の講座を行い、子育て支援事業も積極的に行っていけたらと考えるのも、自身が施設を利用し、助けられたからこそ。「地区センターが情報交換の場となればうれしいですね」
○…趣味は温泉めぐり。夫婦でドライブを兼ねて日帰り温泉にでかけるのがリラックス法。旭区にある温泉施設には「2週間に一度は行くんですよ」。離れて暮らす長男と行くこともある。一年の始まりとなる元日には、家族共通の趣味である音楽鑑賞をするため、ニューイヤーコンサートを聞くのが決まり。趣味が家族とのコミュニケーションの場となっている。
○…「長津田は歴史や文化がある街。皆さんにも知ってもらえるお手伝いができれば」。歴史講座やパネル展を実施してきたが、これからも、長津田の魅力を微力ながらも発信するサポートをしたいと考える。センター周辺にはマンションが建設され、新しい住民も増えることから「多くの方に利用して頂き、皆様の笑顔が広がる施設にできたらうれしい」。そのために、利用者のサポートを一日、一日行っていく。
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