子どもの成長の近くで
○…子どもと自宅で遊ぶ方法など、子育てに役立つ情報を「YouTube」上で動画配信している。コロナ禍でも、都内の児童館職員として子どもと関わる中、「自分の住む地域でも何か役立てないか」と中山地域ケアプラザに相談。新聞紙を使って遊ぶ方法など10本以上の動画を作成した。「役立つ情報発信を加速させていきたい。子育て世代が集まっている場を紹介するなど、コンテンツを充実させていければ」と前を向いた。
○…大学時代に始めた子どもと遊ぶボランティア。遊びが子どもの大きな成長を促すと気付いた。そのまま、児童館へと就職を果たした。「子どもの地域の居場所になれることが大きなやりがいです」と笑顔を見せた。子どもの頃に慕ってくれた児童が大人になり、お酒を酌み交わすことも多々あるという。
○…自身の子どもが生まれると、子育てをする父親たちの交流の場を創出。父親が子どもに遊びを教える場にもなっていった。昨年からは、中山地域ケアプラザで、父親育児支援講座を担当している。最初に「子育ては期間限定。仕事が忙しいからと、子育てに関わらないのはもったいない。子育ては人生を豊かにする」と力強く伝えている。絵本の読み聞かせなど様々なことを伝える講座は地域で好評を博しているという。
○…幼稚園教諭の妻とは、家庭内で子どもとの関わり方を議論することも。また、キャンプで子どもに披露するために始めたのがギター。そんな積極的な性格で、地域の盆踊りや運動会などの運営にも深く関わる。「地域には、色んな人がいるから、つながりができると面白いんですよね」とにこりと笑う。「パパたちも家と会社の往復でなく、地域にどんどん出てほしいですね」
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