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戸塚区版 公開:2023年2月9日 エリアトップへ

「障壁なくいちご狩りを」 深谷町で元看護師が運営

経済

公開:2023年2月9日

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栽培棚の前に立つ市村さん夫婦
栽培棚の前に立つ市村さん夫婦

 吊り下げ式の棚を採用し、足元に広い空間を確保することで、病気や障害の有無に関わらず誰もがいちご狩りができる「イチゴス横浜」(市村渉代表)が深谷町にある。元看護師夫婦が、バリアフリーの運営を展開している。

 栄区出身の市村代表は、大学卒業後に看護師として勤務。同僚だった妻の杏子さんの実家が宮崎県でいちご農家を営んでおり、後継者問題等から看護職を退職し10年前に夫婦で宮崎へ移住した。いちご栽培のノウハウを学ぶ傍ら、いちごのハウス栽培を始めた。

 「育てたいちごで地元に恩返しを」との思いから3年前に横浜へ帰郷。看護師時代、さまざまな病状の人とふれあうなかで「病気や障害の有無に関わらず、誰もが気軽に楽しめるいちご園を作りたい」との思いが強まるなか、視察先の岐阜県で吊り下げ式の栽培棚を知った。「これだ」と思った市村代表は交通アクセスの良さや地元に近く、馴染みの地であることから深谷町に農地を借入。バリアフリー化したいちご園を昨年末、開業した。

バリアフリーに特化

 高さ90cmの吊り下げ式棚で、誰もが簡単にいちごを摘めるのが同園の特徴。ハウス内にデコボコがなく、車いすやストレッチャーも余裕をもって通れる。

 また、総敷地2千平方メートルの上下空間を立体的に活用できることで、通常栽培比約1・6倍の株数を生育できるという。全10品種、約2万2千株を栽培している。

 いちご狩りは5月ごろまで。問い合わせ・詳細は同園【携帯電話】070・8555・9871、または同園Instagramアカウント@ichigosyokohamaで確認を。

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