40年の時を超えて思い出のモノが現れる──。
1986年3月に戸塚区の上矢部小学校を卒業した現在50歳を迎えた”児童”たち13人が6月15日、同校に集まり38年前に埋めたタイムカプセルを発掘。緑色のバケツから、カセットテープや消しゴム、名札などが形をとどめて出てきた瞬間、「あったー。懐かしい!」といった声が弾けた。
忘れられた約束が復活
今回の取り組みを主導した一人が原宿在住の渡辺希さんだ。「タイムカプセルを埋めたとき、20歳になったらみんなで集まって掘り起こそうよ」と話していたというが、それぞれ人生の荒波にもまれるなか、いつしかその約束は忘れ去られていく。時は流れ、50歳の節目も迎えたなか、同窓会を兼ねて発掘を呼びかける連絡を取ったところ、10数人とその家族が集結した。
当時、同小の6年生は3クラスあったが、タイムカプセルを埋めたのは1組と3組。見つかったのは倉庫の裏の1組のもので、3組のものは記憶をたどりながら探したが、掘り出せなかった。
ガラスの置物を入れていた渡辺さん。すっかり忘れていたが、目にしてすぐ「私が入れたものだ」と思い出したという。土にまみれていたガラスをきれいに洗ったところ、透き通ったブルーの輝きを取り戻した。「旧交を温める良い機会になった」と感慨深げだった。
![]() タイムカプセルを探す
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![]() ガラスの置物。きれいに洗ったところ美しい輝きを取り戻した
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