昨年１年間に神奈川県警察が受けた戸塚区内からの１１０番通報のうち、免許の更新手続きの問い合わせや相談などの出動が不要な通報が、３割を超えていたことが１月12日、戸塚警察署への取材で分かった。
同署によると、昨年の区内からの通報は県警各管轄で９番目（横浜市で４番目）に多い１万９８４１件。うち出動した件数は、１万３３２２件。出動件数の内訳は、交通事故などの交通関係が４８６４件と最も多く、次いで、けがや窃盗が１１０６件だった。
出動不要の通報は、６５１９件で、いたずら電話など通報不成立のものが３９１件。出動が不要な通報の中には、「コインパーキングで小銭がないので両替してほしい」、「携帯電話を新しくした。本当につながるかどうか１１０番した」などの通報もあったという。
同署は、緊急でない通報により、緊急時の対応に遅れが出てしまう可能性があるとし、「緊急時でない場合は、『♯９１１０』へ連絡してほしい」と、正しい１１０番通報の利用を呼びかけている。
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