３月31日の戸塚駅西口、揃いのリストバンドを着け、地図を片手に話し合う男女の若者の姿があった。今、全国各地で開催されている街ぐるみの合同コンパ「街コン」の参加者だ。
戸塚区でも３月末から４月頭にかけ、相次いで開催された。東戸塚駅東口周辺で３月25日に開かれた「ひがコン」には４１２人、戸塚駅西口周辺で開かれた31日の「とつコン」には２８２人、４月１日の「戸塚コン」には２２０人が参加した。
とつコンには飲食店14店が協力。参加者は店を巡り、料理や酒を味わいながら新しく出会った人との交流を楽しんだ。
炭火焼ホルモン「濱蔵」の店内は笑い声があふれ、初対面とは思えないほど盛り上がっているグループも見られた＝写真。なるべくたくさんの店を回ろうという人、意気投合した人とじっくり話す人など、それぞれのペースで楽しんでいた。
友人に誘われて参加した区内出身の女性（25）は「初対面で年齢も職業も違うのに、自然と話が盛り上がった。入ったことがなかったお店で食事ができるのも楽しいですね」と笑顔で話していた。
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