調理された横浜産の食材
横浜市南西部農業委員会（北村豁会長）は11月25日、戸塚法人会館で「地産地消研修会」を開催した。横浜市内で採れる農作物や魚介類を味わいながら会員同士の交流を図ろうと企画された。３年ぶり３回目となる今回は会員のほか横浜の地産地消を推進する市認定の案内人「はまふぅどコンシェルジュ」のメンバー、関係者らが約50人が参加した。
農業委員会とは、農地の適正利用や営農環境の保全などに取り組む市町村設置の行政機関。「南西部委員会」は戸塚区をはじめ、西・中・南・港南・磯子・金沢・栄・泉・瀬谷の各区を管轄している。この日は同委員会の会員らが育てた作物を、汲沢町の「寿司雅」が調理。農家が育てた里芋をコロッケに、また大根をサラダやステーキとして調理。さらに柴漁港（金沢区）で採れた魚を南蛮漬けなどに仕上げた。家庭で調理できるような手軽さにもこだわったという。参加者はメニューを味わいながら、横浜産の食材の魅力について語りあった。
北村会長は「南西部農業委員会のエリアには海から畑まであり、いろんな食材が採れることが特徴。会員のみなさんにはその魅力を、今後もさまざまな場所で発信してもらえれば」と話した。
食事を楽しむ参加者ら
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