"震度7"から身を守れ 区民も参加し防災訓練
昨年3月11日の大震災を受け、今月9日、区民参加型の消防訓練が中原区役所で行われた。
訓練は、講演会で多くの人が来庁している中、大地震が発生するという想定で実施。来庁者及び職員の安全確保や避難誘導など、大災害発生時の初期対応を重点的に確認した。
中原消防署の山口高広署長は「いざ地震がきたらどう行動したらよいのか原点に還って考えて頂きたかった。震災の際は、自分の身の安全を守るために地域と連携をとり、行政を上手に利用して欲しい」と話した。
また、当日は防災講演会も行われ、市危機管理アドバイザーの大貫啓行氏が大規模地震発生時における中原区の被害想定と対策について話した。川崎市直下型の地震が起きた際、中原区では一部の地域で震度7、建物全壊が7490棟、避難者が人口の約37%の8万人発生するとの予測に、参加者は真剣な面持ちだった。
5月3日
4月26日