中原消防署(高嶋敏署長)は、文化財防火デーの一環として、1月23日に川崎市市民ミュージアムで消防訓練を行った。
1階のオブジェから出火し、関係者の初期消火活動にもかかわらず、延焼危険があり、さらに3階事務所に逃げ遅れた人が1人発生したことを想定に消火訓練と救出訓練=写真=が実施された。
高嶋署長は「文化財を保護するためには消防機関のみならず関係者の日頃の備えが何より大切。訓練を契機に一層の自主防火の充実を願う」と話した。
市民ミュージアムの土谷憲司館長は「職員の意識統一を図るため毎年必ず訓練を実施している。日頃はお客さんがいるし避難経路の確認や誘導も大切になる」と述べた。
また当日は、職員らのAED取扱い訓練や煙体験なども行われた。
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