市立井田病院は、このほど川崎市で初となる「がんドック」を始めた。
がんドックは、がんを早期発見するための検査で、一般的にはPET検査を行っている病院のがん検診のことをさす。近隣では、相模原市の総合相模更生病院や東京都がん検診センターで実施されている。
同院は、2006年8月、厚生労働省から地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援などに努めており、今回、このような病院の特徴をいかしてがんドックをスタートさせた。 同院のがんドックでは、がんが作り出す「腫瘍マーカー」と言われる物質の濃度を測る血液検査や血液中のアミノ酸濃度を測定するアミノインデックス、腹部超音波などを組み合わせたもので、大腸がんや胃がん、肺がんなどを検査することができる。
がんドックの詳細は同院【電話】044・766・2188まで。