中原警察署(陶山和美署長)は8月31日、東急線の武蔵小杉駅前で新城高の生徒13人と痴漢防止キャンペーンを行った。
例年、夏休み明けに痴漢被害が増える傾向にあることから、今回のキャンペーンは女子高生と警察官が、女性の駅利用者に対して痴漢の被害に遭わないよう啓発物を配布した。
キャンペーンに参加した北谷美鈴音(みれな)さん(2年)は、「痴漢に対して女性が対策や予防をしないといけないことに気づかされた。私たちの年代から対策を広めていかないといけないなと思った」と話した。
なお、中原署によると、痴漢は朝の通勤、通学の時間帯の被害が多い。最近では路上でイヤホンを聞きながら歩いている女性が、人の気配に気づかず後ろから被害に遭うケースが増えているという。