毎年恒例となっている江川せせらぎ遊歩道での灯籠流しが8月21日に行われた=写真(主催者提供)。今年は盆を外した日程が影響してか例年よりも多い約500人もの人が集まり、灯籠流しを楽しんだ。
当日は予想されていた雨も降らず、集まった人は午後5時頃から灯籠を組み立て始め、暗くなるのを今か今かと待っていた。歌手の松平晃さんによるトランペット演奏や、劇団ひとみ座による一人遣いの人形芝居「三番叟(さんばそう)」も行われ、賑わいを見せた。
主催した森とせせらぎネットの稲本文雄副代表は「大都会の片隅で生まれ育った子どもたちが胸を張って『自分たちのふるさとはここだ』と言えるような町づくりの一助となるよう、江川せせらぎの維持管理に努めていく」と話した。