西丸子小学校の水辺の体験学習「がさがさ探検」が6月26日、多摩川で行われた。4年生の児童約60人がタモ網と虫かごを手に川に入り、身近な自然と触れ合った。
がさがさは、草が茂る水辺など生き物がいそうな場所で網を「がさがさ」と動かし魚を捕まえる川遊び。多摩川クラブ中原(内藤隆代表)が企画し、多摩川の生態系を知る学習として毎年行われている。この日は希少な種類の生き物も確認できた。児童らは「楽しかった」「魚が取れると嬉しい」「こんなに生き物がいると思わなかった」と口々に感想を話した。
多摩川クラブ代表で講師として参加した俳優の中本賢さんは「子どもたちに多摩川の価値を感じてほしい。そのきっかけは遊ぶこと。多摩川の良いところを見てほしい」と話していた。