モトスミ・ブレーメン通り商店街(伊藤博理事長)で7月29日、「エコ調査隊」の活動が行われた。近隣の小学校から6人の児童が参加し、商店街の会員店舗を巡って地球環境に良い取り組みを調査した。
同商店街と、市内で地球温暖化防止活動を行うグリーンコンシューマーかわさきの共催で行われた。地元の小学生の環境保護意識を育もうと20年近く続く取り組み。昨年はコロナ拡大で中止したため2年ぶりの開催となった。
各店舗が環境保護につながる取り組みを宣言する「一店一エコ運動」の聞き取りやSDGs(持続可能な開発目標)の認知度などを、グループに分かれて調査。児童らは事前に用意した質問事項や、その場で気になったことなどを積極的に問いかけた。
パン店や青果店など3店舗を調査した市立下小田中小4年の滝澤知宙(ともひろ)さん(9)は、「節電とごみの減量はどの店舗も共通していた。取り組みやすいのかも」と気付きを話した。ペアを組んだ市立住吉小5年の岡橋未紗子さん(10)は「一店一エコ運動のポスターが目立つ店舗とそうじゃない店舗があった。せっかくなら目立つところに貼ってほしい」と話した。