中原地区少年消防クラブの修了式が2月24日、中原消防署で行われた。中原小、大谷戸小、下小田中小、大戸小の3年から6年の児童17人が参加し、1年間の活動を終えて修了証を受け取った。
関係者が見守る中、昨年の結成式以降、救助隊訓練の見学や防災に関する学び、出初式でのパレードなどの活動を振り返り、熊谷智子署長から記念品を受け取った。リーダーを務めた吉見爽汰さん(中原小6年)がクラブ旗を返還した。吉見さんは「最初は緊張したけど、他の学校の仲間たちと活動ができて楽しかった。川崎消防のヘリコプターを間近に見ることができたのが一番の思い出」と振り返った。
活動まとめ文集配布
会場では活動の記録と児童らの感想をまとめた文集が配布され、子どもの成長を喜ぶ保護者の姿も見られた。同クラブ運営委員会の磯辺隆委員長は「学んだことを生かし、今後は自分の身を守り、周りの人を助けてあげてほしい。一年間よく頑張ってくれた」と活動をねぎらった。