神奈川トヨタ自動車株式会社が寄贈 サンタがケーキをプレゼント
神奈川トヨタ自動車株式会社(大塚輝一取締役社長)は、社会貢献の一環として神奈川県内の児童福祉関係施設など63施設にクリスマスケーキを贈った。寄贈先を代表して、区内の新日本学園(鈴木寛施設長)で先月24日に寄贈式が行われ、児童らは笑顔でケーキを受け取った。
同社は87年から県内の児童福祉関係施設などに入所している子どもたちにクリスマスケーキを毎年贈り続けている。社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会を通じ、要望のあった施設を対象に、12月23日から25日に各施設に届けられ、24回目となる今年は63施設に計496個のケーキを寄贈した。
新日本学園で行われた寄贈式には施設の児童約70人が参加。「サンタさーん」と大きな声で呼ぶと、サンタに扮した社員が登場し、児童の代表4人に「メリークリスマス」と声をかけながらケーキを手渡した。
受け取った女児の一人は「メリークリスマス」と返し笑顔でケーキを受け取り、崩れないよう大事そうにかかえていた。また、見ていた児童からサンタに「プレゼントはないの?」と声がかかると、施設全体から笑いが起きるなど終始和やかな雰囲気だった。
鈴木施設長は「毎年この時期にケーキをいただくのを子どもたちもとても楽しみにしている。おいしそうにケーキを食べる子どもたちの姿が見られた。神奈川トヨタ自動車さんにはとても感謝している。長く続けられることはとても大変だし、すばらしいことだと思う」と話していた。
同社では社会貢献活動として、これまでもショールームでクラシックコンサートを企画し児童を招待するなど積極的な活動を行っている。ケーキの寄贈については「子どもたちのためにという思いを持ってこれからも続けていきたい」と話し、児童たちの喜ぶ姿に笑顔を見せていた。
5月3日
4月26日