せんべい汁で被災地支援 西中原中生徒が職場体験
東日本大震災の被災地を支援するため、西中原中学校特別支援学級(栃木優宏教諭)の生徒と生活協同組合コープかながわの組合員が先月25日、同生協井田三舞店(佐藤仁店長)で手作りの「せんべい汁」を振舞った。売上金は、コープで呼びかけている「東日本大震災義援金募金」と合わせて被災地に贈られる。
せんべい汁作りは、同店に職場体験として参加した西中原中学校特別支援学級3年生4人と同生協幸区と中原区の組合員5人。参加者は東北産の煎餅や野菜などを使って、青森県名物であるせんべい汁を200人分作った。
せんべい汁は、1杯200円以上ならいくらでも、という方式にして販売され、計2万1990円が集まった。参加した佐川和志くんは「楽しかったけど、仕事をすることは大変なことだと思った」と話し、同店の佐藤店長は、「調理や接客など中学生が一生懸命頑張ってくれた。今後も地元の子どもたちと協力して色々できれば」と話した。
5月3日
4月26日