優秀な読書活動を実践した市内の学校を表彰する「川崎北ライオンズクラブ読書活動実践奨励校表彰式」が6月5日、生涯学習プラザで行われた。
同表彰は平成18年から始まり、今年で8回目。子どもの読書活動と図書館の発展、活性化を目的に、市内の学校を毎年表彰しており、今年は平間中(中原区)、枡形中(多摩区)、長沢中(麻生区)が受賞した。
表彰式では川崎北LCの田中房治会長が各校に表彰状を贈呈。田中会長はライオンズクラブが地域社会の安全、平和を守り、社会奉仕をする団体だということを説明すると、地域貢献活動の一環として「読書活動のお手伝いが少しでもできれば」と思いを話した。
表彰式の後には、各校の生徒がスライドを使って、それぞれが実践している図書館活動を発表。質疑応答も行われ、北LCのメンバーから「ネットが普及しているが、本の良さは何か」と質問が飛ぶと、「本の方が読んだ後の達成感がある」「良い本は集めたいと思える」「本は質感を感じられる」などと生徒と意見を交えていた。