大型商業施設にはない商店街の魅力発揮を 中原区商店街連合会会長 尾澤良二
景気回復への実感はまだないものの、街は徐々に明るい雰囲気が出てきているようです。小杉には駅隣接の大型商業施設が開業し、これから本格化を迎えます。商店街を取り巻く環境は依然厳しいものがありますが、歴史と伝統ある商店街の魅力は多くあります。その良さを最大限に発揮しつつ、商店街がお客さんから信頼され、期待され、愛されるために、知恵を絞っていく必要があるでしょう。
また、中原区役所との協働事業である「商店街と連携した地域のまちづくり推進事業」は、今年度で６年目を迎えました。好評をいただいている料理教室などの他に、参加者からのアンケートで寄せられた新しい企画や、専修大学の学生と協力した復興支援事業などにも取り組みながら、一層充実を図ってまいります。いずれにしても、中原区は人口が増え、買い物行動が広がっていることで、チャンスは大いにあります。地域に暮らす人々を常に目配り気配りし、元気に前向きに行動することが大切です。
さて、また、この時期に開催される商店街や地域の夏祭りにもぜひ足を運んでいただきたいと思います。
