入来建武さんが世界一 世界大会で猛者を撃破
空手の世界大会「マス大山インターナショナルメモリアルカップ」が9月6日、ハンガリーで開催され、新極真会中原道場で稽古を積む入来建武さん(19歳/宮内在住)が重量級で優勝を果たした。
入来さんは所属する新極真会の推薦を受けて同大会に出場。重量級は13人の猛者で競われた。初戦はシードで、2回戦、準決勝を順当に勝ち進むと、決勝戦では世界大会ベスト8の経験があるブライアン・ヤコブセン選手(デンマーク)と対戦。実力者にも物怖じせず勝利を引き寄せた。「外国人はパワーがあるけど落ち着いて戦えた。前半はローで攻めてラスト30秒でラッシュ。最後まで押し切りたかったけど、相手も出てきた。(勝ったけど)最後にまとめられるようにしたい」と反省も口にする。今回の優勝で10月に行われる全日本空手道選手権大会への弾みがついた。「流れも来ていると思うので優勝をめざしたい」と話す。
師範も期待
建武さんに稽古をつける父の入来武久師範は大会を振り返り「期待以上の結果を出した。不安もあったが、大きな舞台で力を発揮できたことが良い。海外にも自分の存在をアピールできたと思う」と賛辞を送った。
5月3日
4月26日