対岸へ向け出発
中原街道の多摩川両岸を往来した丸子の渡しを後世に語り継ごうと、丸子の渡し復活協議会・まつり実委員会（安住三郎委員長）が主催して11月９日、丸子の渡し祭りが開催された。
今回のイベントでは、１９３５年に廃止になって以来、77年ぶりに対岸への渡しが復活。当日は約９００人が訪れた。会場ではアユの塩焼きやアサリ汁が販売されたほか、乗船しようとする来場者で長蛇の列ができるなど大盛況だった。
祭りを終え、主催者では「たくさんの人に来てもらえて非常にありがたかった。ただ、来て頂いたのに人の多さに乗船できない方もいらっしゃった。万全の準備をして２回目の開催をめざしたい」と話していた。
