世界的な奉仕団体で、地元の経営者や代表者らが集う川崎中ロータリークラブ(小丸日出夫会長)の創立45周年記念式典が10月17日にホテル精養軒で行われ、第2590地区の湯川孝則ガバナーや同地区の各ロータリー会員ら約130人が訪れた。
記念事業実行委員長の川口禮敬さんは、これまで取り組んできた東日本大震災の被災地復興支援やエチオピアでの教育支援などに触れ、「今後も活動を充実していくために会員を増やすことが課題。次の創立50周年へ向け、知恵を出し合い活動を活性化させていきたい」と話した。小丸会長は「先輩方から学んだロータリアンとしての資質を若い会員に伝承し、創立50周年には会員を77名に増やしたい」と目標を掲げた。
湯川ガバナーは、「取組みが素晴らしい」と評価するとともに、今年度の国際ロータリーのテーマ「変化をもたらす」を引き合いに出し、「自らが変わることで社会も変化する。より活気あるクラブとなるよう期待する」とエールを贈った。
事業報告では、原発のある女川や多数の児童が犠牲になった石巻市大川小学校跡の視察、机とイスの支援に喜ぶエチオピアの子どもたちの様子などを、動画や画像で紹介した。