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中原区版 公開:2018年2月23日 エリアトップへ

消費者と繋がりどう作る 農業活性へ活発な議論

経済

公開:2018年2月23日

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パネルディスカッションでは農家と市民の連携を探った
パネルディスカッションでは農家と市民の連携を探った

 川崎市は市内の農業の活性化を目指す「かわさき都市農業活性化連携フォーラム」を2月9日、宮前市民館で行った。5回目の今回は農家と消費者の連携がテーマで、当日は農業関係者や市内企業関係者など97人が参加した。

 フォーラムでは「市民と生産者がつくる川崎の都市農業」をテーマにパネルディスカッションが行われた。登壇したのは伊藤昇さん(農家)、澁谷直子さん(農家、野菜ソムリエ)、清水まゆみさん(食農ライター)、山本美賢さん(一般社団法人カワサキノサキ理事)、松村一平さん(東京海上日動火災保険株式会社)、佐々木順平さん(株式会社フードビート代表)の6人で、活発な議論が行われた。

 中でも、農家と消費者の繋がり作りが詳しく議論された。伊藤さんは高齢化が進む街の現状を取り上げ、小売店まで行くことが難しい高齢者のために農作物を配達する仕組みが必要だと訴えた。また、山本さんは生産者と消費者の関係にとどまらない繋がりが必要だと話し、枯葉を肥料にするために街の人から集めている農家の例を取り上げた。

 フォーラムに参加した宮前区で貸し農園を営む梅原正寿さんは「ただ野菜を作って売るだけじゃ大した売り上げにならない。地域のニーズにいかに合わせて繋がりを作るかが大事だと感じた」と感想を話した。

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