多摩川の鮎釣りが6月に解禁された。川崎河川漁業協同組合中原地区は、5月27日、宮内地先でためし釣りを行った。時間は午前9時半から12時半まで、天候は晴れ。
組合員3人が参加し、釣果は15匹。最大は17センチメートル、44グラム。16センチメートルから16・5センチメートルが5匹、11センチメートルから14・5センチメートルが9匹だった。組合員によると「雨が多く降ったあと、川がきれいになると鮎がよく釣れる。7月初旬が良い時期」という。
東京都島しょ農林水産総合センターが実施する多摩川鮎の遡上調査によると、定置網に入網した鮎の数は約53万匹(3月19日〜5月28日)。昨年より6倍以上多い。