川崎おやじの会が7月15日、親睦や交流を目的としたソフトボール大会を多摩川河川敷グラウンドで行った。中原区や宮前区の小中学校19校からPTA・保護者有志なども含めて14チームが参加し、およそ200人の「おやじ」たちが晴天の下、汗を流した。
2009年から始まり、毎年恒例となっている今大会。当日、圧倒的な得失点差で優勝を飾ったのは下小田中小学校チーム=写真。表彰式では、監督を務めた吉川隆文さん(45)が優勝トロフィーを受け取り、「長年の思いが叶って嬉しい。子供が通う学校以外のお父さんと顔見知りになれたり、垣根を超えたつながりを感じている。おやじの会としても、子どもも大人も楽しめるイベントを今後も作っていきたい」と話していた。
川崎おやじの会とは、主に小中学生の子を持つ父親らが学校単位で集まり、「父親の視点」で地域や子育てに貢献していこうとする自主的な組織。2005年に西丸子や下小田中で発足して以来、広がりを見せ、各会、さまざまな活動に取り組んでいる。そんな各会同士のネットワークづくりを図るため、「川崎おやじの会」が主体となり、毎年ソフトボール大会を開催している。