第50回中原区文化祭「伝統と共に半世紀」が10月27日(土)、28日(日)に中原市民館全館で開催される。主催は中原区文化協会(内海陽雪会長)。同協会には45団体、38個人が加盟している。
今年は50回という節目の開催ということもあり、同協会は、「50周年記念公演佐藤惣之助集」を行う。川崎が生んだ詩人で作詞家の佐藤惣之助に関わる曲を合唱や民謡、舞踊で表現する。また、賛助出演の「武蔵小杉ファミリーウインドオーケストラ」による演奏、「水の旋律〜二ヶ領用水のうた〜」に踊りを付け、日本舞踊会主有志が踊る演目もある。発足から協会に携わり、今回実行委員長を務める花柳錦右さん(日舞扇乃会)は「当初は郷土芸能、日本舞踊、菊花などがほとんどでしたが、今は工芸品の展示、ハワイアンなど様々な文化芸能を楽しめます」と話す。
着付けや日本舞踊、民謡、詩吟、お囃子、生け花などを披露する芸能の部は、27日11時から16時40分まで、28日17時半まで。生け花やフラワーデザイン、書道、写真、絵画、陶芸などの展示はギャラリー、会議室などで、27日10時から17時まで、28日15時半まで。ギャラリー展示は31日(水)まで開催。10時から17時(最終日は15時)まで。
和室では、茶道裏千家宗江会(27日)と大日本茶道学会(28日)による茶会席が行われる。各日茶菓子代300円。10時から15時。菊花展は23日(火)から11月15日(木)まで、等々力緑地公園で行われる。9時から16時まで。
問合せは同協会事務局【電話】044・433・7773。