児童虐待の防止を呼び掛ける「第12回オレンジリボンたすきリレー」が今月11日、川崎市内で行われた。
この催しは、毎年11月の児童虐待防止月間にあわせ、全国の様々な都市で取り組まれている。川崎市では児童養護施設を運営する社会福祉法人などでつくる実行委員会が主催した。
開催当日は麻生区白山の児童養護施設を早朝にスタート。川崎区貝塚のユースキン製薬(株)本社までの全長74.1Kmを計109人のランナーが繋いだ。今年は南武沿線道路を走行する川崎多摩コースも新設され、7区全てをランナーが駆け抜けた。ランナーたちは沿道の市民に啓発グッズを手渡しながら、子どもの権利が守られる地域社会を訴えた。