強風の中、禊を行う11人
１月の恒例行事となった「多摩川水神祭」が26日、丸子橋近くの河川敷で行われた。主催は多摩川で子どもたちに環境学習などを行う「多摩川クラブ」（内藤隆代表）。
９回目となる今年も向坂区長を始め近隣町会や商店街、消防団など地域団体が集合。日枝神社の山本宮司が祝詞をあげ、多摩川で環境学習を行う西丸子小、上丸子小児童の安全などを祈願した。その後ふんどし一丁の猛者たちが登場。今年は初回ぶりの女性も１人行衣をまとい参加し、過去最多となる11人で「どっこいせー」の掛け声とともに多摩川に入り「禊」を行った。
見学に訪れた佐藤淳一さん（39）は「引っ越してきて昨年、初めて見て衝撃的だった。年の初めに見ると景気づけになる。来年も楽しみ」と話した。
内藤代表は「今年は水量が多く一番深かった。子どもたちにも参加してもらえるよう、続けていきたい」と話した。
