週刊ヤングジャンプで『バトゥーキ』を連載中で区内在住の漫画家、迫稔雄さんが、このほど中原消防署の防火ポスターを制作した。今年6月、迫さんが作品の取材のために同署を訪れたことがきっかけになったという。
バトゥーキの主人公の名前にちなみ、ポスターには「火災予防へ“いっち”団結」というコピーが掲げられ、主人公の三條一里(通称:いっち)と共に川崎フロンターレの田中碧選手や川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手など、地元スポーツチームの5選手が描かれている。
迫さんは「制作期間は2週間ぐらい。選手たちの写真を見ながら似せるよう意識した」と話す。ポスターは12月から街に掲示され、火災が増える時期に合わせ予防の周知をはかる。
所さん一日消防署長に
今月16日には、こすぎコアパークとグランツリーを会場に「消防フェア」が開催され、格闘家の所英男さんが一日消防署長を務めた。
所さんは「先日台風19号もあったが、このような機会がないと防災を意識して生活することが少ない。いっしょに備えを万全にしてきましょう」と呼びかけた。