川崎市の出生率は政令指定都市で1位。その中でも中原区は、年間出生数約3000人と市内1位であり、子育て世代、働き盛り世代が多く暮らしている街と言えます。
地域みまもり支援センターで行っている両親学級参加者へのアンケートでは、中原区の居住年数が5年未満の方が7割超、共働きの方が8割超で、近所に知り合いの多くない中で子育てをされている状況が推察されます。そのため、各種事業においても地域のつながりができるよう情報提供や仲間づくりを進めています。安心して妊娠、出産、子育てができるよう親と子の健康づくりを推進するとともに、地域の皆さんと一緒に、子育てしやすいまちづくりに取り組んでいます。また支援の必要な家庭には妊娠期から関わり、地域の保健医療福祉機関と連携しながら支援しています。
誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくことができる地域包括ケアシステムの構築に向け、さらに取組を進めてまいります。