下小田中6町会でなる下小田中交通部連絡協議会(内藤和平会長)は、約20年前から交通安全活動に力を入れている。
発起人は6丁目の鹿島義久さん。市営バスの運転手として人一倍交通安全を心掛けてきて、退職後に「地域に還元したい」と周囲に声をかけた。年2回だった児童の見守り活動は、毎月1、15日と年4回の交通安全週間にまで拡大。婦人部や老人会、PTA、学校を巻き込むまでになり、今では延べ100人で見守っている。その他、各町会で持ち回る夜間の自転車マナーアップキャンペーンでは、灯火を呼びかけ。課題が出れば新たな企画をし、地域の交通安全啓発に努めている。
メンバーは「子どもたちが交通ルールを守れる大人に成長してくれることを願い、活動を続けていきます」と意気込む。