長時間労働の見直しなど働き方改革が叫ばれる中、共同通信の小池真一さん(56)が『40代からの「時計簿(じけいぼ)」革命 多忙という無駄からの脱却』(さくら舎)を出版した。小池さんは、1994年から97年まで川崎支局に在籍していた。
20年近く記者として連日深夜0時過ぎまで仕事をし、不規則な食生活から血圧が200を超えるようになった小池さん。「このままでは急死する危険さえある」と医師からたしなめられ、生活を見直し、時間を家計簿のように記し続ける「時計簿」を編み出した。時計簿を続けることで人生が楽しくなり、生き方を把握することができるという。
同書はおしゃべりのようなお金を必要としない「真水時間」が幸福時間につながると説く。その上で著名人のインタビューから幸福時間の生き方を探り、時計簿の書き方を解説する。
1500円税別。市内主要書店で販売中。