中原図書館で現在、ミニ特集「オリンピックからジェンダーを考える」が開催されている＝写真。登録相談カウンター前で、３月30日まで。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視とされる発言を受け、職員の関千鶴子さんが急きょ企画。五輪が男性しか出られない時代があったことや、政治や仕事における女性の現状などジェンダーに関わる本を集めた。視覚的に分かりやすい子ども向けの本も選書した。関さんは「特集を機にジェンダー問題を自分ごとと捉えてもらえたら。何かが話題になった際、すぐに関連図書を探せるのが図書館の強み。今後も柔軟に企画したい」と話す。
