神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2021年9月24日 エリアトップへ

衣装でイベント下支え クラブ公認ボランティア

スポーツ

公開:2021年9月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
衣装を手にする大枝さん(左)と矢石さん
衣装を手にする大枝さん(左)と矢石さん

 黄金化したふろん太やカブレラ、始球式のゲストが着用した衣装…。川崎フロンターレのイベントで、衣装制作や手作りワークショップなどをサポートする約15人のボランティアが川崎フロンターレ公認「衣装部」。

 始まりは9年前の浴場組合との企画。中村憲剛選手(当時)がNHKEテレの番組とのコラボで「オフロンスキー」というキャラクターで登場するにあたり、衣装作りができる人を探していた中、同クラブから中心メンバーの大枝奈美さんに相談が寄せられた。大枝さんは、等々力陸上競技場近くに住み、前身の富士通時代から応援。クラブスタッフとも交流を持っていた。クラブから相談を受けた大枝さんは知人を介し、洋裁を手掛ける矢石まゆみさんと出会い、NHKへ元になるオフロスキーの衣装採寸に訪れた。以来、小物なども含め54件の衣装を制作、試合前イベントなどでのワークショップもこれまで40回開く。

 衣装制作は、型紙とりや生地の取り寄せなど何かと手間がかかる。同クラブからは「ギリギリのタイミングで依頼がかかり、深夜にクラブ事務所で作業することもしばしば」と大枝さん。2018年の優勝決定の時は、1週間前から準備を進め、黄金マスコットを完成させた=写真下。大変な作業にも関わらず、ここまで続けられている原動力は「完成後のみんなが喜ぶ顔」と矢石さんは言う。

 衣装には細かなこだわりやアイデアを反映。オフロンスキーの衣装にはFrontaleの文字で雲の模様をデザインして散りばめた。また、南極・昭和基地でふろん太が着用した衣装には川崎市のロゴや日本国旗などもあしらった。優勝パレードでは選手の顔と名前が一目でわかるようにと名前入りのたすきを制作したのも衣装部の提案だった。大枝さんによると現在、4件の衣装を手掛けており「今後は衣装にも注目していただければ」とも語る。

中原区版のローカルニュース最新6

子ども向けフェス

子ども向けフェス

ブレーメン通り商店街で

5月3日

アユ1万匹放流

川崎河川漁協

アユ1万匹放流

親子らでにぎわい

5月3日

着物リメイクで支援

上平間の山本さん

着物リメイクで支援

5月26日 自宅で展示会

5月3日

不登校対策で指針案

川崎市

不登校対策で指針案

5月21日まで意見公募

5月3日

神奈川版が発売

地球の歩き方

神奈川版が発売

全33市町村網羅532ページ

5月3日

一般開放9日から

生田緑地ばら苑

一般開放9日から

3300株が咲き誇る

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook