第55回かわさき市美術展 コミュゼ川崎大賞「多喜二蟹」小林優さん＝主催者提供
川崎市市民ミュージアム主催「かわさき市美術展」の入賞作品展が、ＪＲ川崎駅前のミューザ川崎シンフォニーホール４階・企画展示室に展示されている。あす11日（土）まで。入場無料。午前９時30分から午後５時（最終入場は４時30分）。あすは正午に終了。
６部門による公募展で、今回は３１５点の応募作品の中から１１３点が入選・入賞した。
中高生部門の最優秀賞「コミュゼ川崎大賞」には、木月の絵画教室アトリエ・ミオスに通う小林優さん（幸区）の平面作品「多喜二蟹」が選出された。また、区内在住者２人も入賞。古家郁子さん（79）の陶芸作品が工芸部門で奨励賞に、渡辺恵さん（46）は平面部門で審査員特別賞に選ばれた。あすは関係者のみで表彰式が行われる。
同展は市内の芸術文化振興を掲げて１９６７年に始まり、今年で55回目。市民や市内で活動する人を対象に平面、彫刻・立体造形、工芸、書、写真、中高生の６部門で公募している。
