江川せせらぎ遊歩道の休憩所で2月27日、竹鉢づくりと寄せ植えの体験教室が開催された。同所で草花の手入れをしている萩原勲雄さん(高津区在住)らが主催。近隣に住む老若男女20人ほどが参加した。
高津区市民健康の森で間引きした竹を使用。ノコギリやナタを使って一人一つ鉢を製作したあと、色とりどりの花で寄せ植えをした。偶然通りかかって参加したという藤山恭志郎さん(9)は「初めて工具を使ってみて、削る作業が特に難しかった。鉢は部屋の整理整頓に使いたい」と満足そうに話した。弟の雄仁郎さん(7)も「疲れたけど楽しい」と話した。
母親と参加し、寄せ植えまで体験した平林花菜さん(9)は「花を選ぶのが一番楽しかった。飾るところはこれから決めたい」と笑顔を見せた。
同所では、年間を通して季節の花を使った寄せ植え体験などが行われている。4月からは、昨年6年ぶりに復活した鯉のぼりが掲げられる予定。